今までのキャリアとPocochaに入社したきっかけを教えてください。
これまでtoCサービス、toBサービスのプロダクトマネジャーをしてきましたが、どちらも経験してみて自分にはtoCサービスが合っているという気持ちが強くなりました。
どんなプロダクトであれ、プロダクトマネジャーとしてユーザーに向き合いますが、toCサービスの場合はより直接的にユーザーと向き合っている感覚があり、提供したUXによってひとりひとりのユーザー感情がポジティブにもネガティブにもなり得る緊張感があります。
人とダイレクトに向き合ってプロダクトづくりをしたい。それこそがプロダクトマネジャーとして自分がやりたいことだと思うようになったという経緯があります。
Pocochaには夢や目標を掲げて日々活動しているライバーと、それを応援するリスナーによってコミュニティが形成されています。目標に一歩近づく日もあれば、遠ざかってしまう日もあり、その中で様々な感情を共有しながらライバーとリスナーの物語が紡がれていきます。それは単なるエンタメサービスを消費しているのではなく、人生の一部を形作っているものなのだと感じました。
「Pocochaで人と向き合いながらプロダクトづくりをしたい」そう思ったのが入社をした理由です。
Pocochaではどのような業務を担当していますか?
Pocochaでは、SAFe(Scaled Agile Framework)というフレームワークを用いてプロダクト開発をしています。この1年はこのフレームワークに沿って開発チーム全体が一定のリズムで企画と開発を進められるようマネジメントをしてきました。その上でプロダクト戦略のアップデートを行い、改めてプロダクトが向かう方向性の目線合わせをしました。
ここから先は、更にクオリティが高い企画をスピーディーにデリバリーできるチームへと変革していく途上にあり、PdM・デザイナー・エンジニア・BIが連携した強いチーム作りを推進していきます。
大きなチームで開発をすることは、それだけ難易度が高いですが、そのチームワークが発揮されたときには、人数以上の大きな価値を提供できるようになると考えています。
Pocochaならではの大きな価値を届けるチームを作ることが今の一番のやりがいです。
Pocochaで働く魅力や醍醐味、またチャレンジに感じることは?
これまで担当してきたプロダクトと比較して、Pocochaは深いユーザー理解が求められると感じています。メンバーの中には企画を考える上で様々な論文を読んでいるメンバーもいますし、ユーザーインタビューを繰り返し、ユーザーの理解を極限まで高める努力をしているメンバーもいます。これだけだとPdMとしては当たり前の振る舞いに見えますが、その深さが他と比べても非常に深いという印象です。
そのユーザー理解を前提として企画議論を行い、それぞれの立場のメンバーからのフィードバックや意見をもらいながら企画を練り上げていきますが、スムーズに議論が進むことはほとんどなく、議論を積み上げながらユーザーインタビューやテストを繰り返し、挫折と克服を経て企画がまとまっていきます。
この過程はPdMとしては大きな苦しみと達成感を得られるプロセスだと思いますし、それこそがPocochaのPdMの魅力だと感じています。
今後、目標にしていることは?
PdMとして、ユーザーの大きな行動変容を起こす企画を考えて実現したいという想いはありますが、今の一番の目標は、国内toCサービスの事例となるくらい強い開発チームをつくることです。
今のPdMメンバーには、各メンバーのバックグラウンドや得意領域に裏付けられた、それぞれの尖った部分があります。その尖りを大事にして、その人にしか出来ない企画を練り上げてもらえるような環境を用意すること。そして、関わるデザイナー・エンジニア・BIメンバーとのチームビルディングを通して、パフォーマンスを最大化できるようマネジメントしていくことが自分の役割だと考えています。
その積み重ねによって、届けるユーザー価値も最大化できることになると思いますし、その先にPocochaの更なる成長があり、プロダクトビジョンの実現があると考えています。